佐々木朗希のメジャー移籍は最短だといつ?ポスティングをロッテがいつ頃認めるかが最重要!

佐々木朗希千葉ロッテマリーンズ
画像出典:中日スポーツ
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史上最年少で完全試合を達成した令和の怪物こと佐々木朗希投手、もやは日本に敵はいないのではと思えるほどの圧倒的な無双っぷりを日本球界で見せてくれています。

そこで気になるのが

佐々木朗希投手がメジャーリーグに挑戦するのはいつ頃か?

ということではないでしょうか?

今すぐにアメリカへ渡っても大活躍しそうですが日本のプロ野球選手がメジャー移籍するには一定の条件をクリアしなければいけません。

メジャー移籍の手段として「ポスティングシステムを利用する」「海外FA権を行使する」「自由契約になる」があるんだけど、どれも一筋縄ではいかないから簡単には移籍できないんだよ

サッカー選手の海外移籍とは違うんだね

佐々木投手がメジャーに最短でいつ行くことが可能なのか、これにはロッテ球団の意向(考え)が大きなカギを握っています。

また佐々木投手のメジャー移籍には佐々木投手のメジャーへの憧れの有無アメリカのメジャースカウトの評価ここら辺も重要な要素です。

⇒佐々木朗希と熱愛の噂がある4人の女性と学生時代の彼女について!
⇒佐々木朗希の家族!父は葬儀屋で母は保険の営業マン?兄と弟も大船渡高校野球部!

こんな方にオススメ!
  • 佐々木朗希投手のメジャー挑戦がいつ頃になるのか知りたい
  • 佐々木朗希投手がメジャー移籍が最短だといつか知りたい
  • 佐々木朗希投手にメジャー志向があるのか知りたい
  • 佐々木朗希投手に対するアメリカ(メジャースカウト)の評価が知りたい
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佐々木朗希にメジャー志向はある?

ファンや周りがどれだけ佐々木投手のメジャー挑戦について騒いでいても、そもそも佐々木投手本人にその意思がなければ何の意味もありません。

佐々木投手がメジャーに全然興味がなかったらどうしようもないもんね

でも安心して、佐々木投手は将来メジャーに挑戦したい気持ちをしっかり持っているわよ!

2019年10月29日、ドラフト直後のこの日に母校・大船渡高校(岩手)で指名あいさつを受けた際の佐々木投手と井口監督のやり取りでそれが伺えます。

メジャー経験もある井口監督が「間違いなく日本一の投手になる。世界に羽ばたける」と断言。さらに「夢は大きく持って、1年1年、目標を持ってやっていけたらいい。彼の中でも日本最速を狙っていると思う。それを出すためにも1年目は、日本一の投手になるための体力づくりから一緒にやっていこう。その先の目標もあるよね?」と海外挑戦を期待した。佐々木も「いつかその夢がかなえられるように頑張りたい」と、きっぱりと答えた。

引用元:スポーツ報知

さらに2020年のサンスポ新春特別インタビューの中で「将来的にはメジャーへ挑戦したいという気持ちはあるのか」について聞かれた佐々木投手は下記の様に答えました。

「一つの夢として、自分を高められると思うので、高いところに目標は置いていきたい。多くのプロ野球選手の夢でもあるので、いつか行けるタイミングがあったら。しっかり日本で頑張ってからの目標にしたい」

引用元:サンスポ

かなり謙虚な言い回しですが、佐々木投手のメジャーに対する意思がしっかりと伝わってきますね。

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佐々木朗希、最短でのメジャー移籍はいつ?

前述しましたが日本のプロ野球選手がメジャーに移籍するには「海外FA権を行使する」「自由契約になる」「ポスティングシステムを利用する」のいずれかの方法をとる必要があります。

この3つの方法の中で佐々木投手が最短で移籍できるのは「ポスティングシステムを利用する」です。

それぞれ特徴を見ていきましょう。

海外FA権を行使する

まずは「海外FA権を行使する」方法です。

海外FA権を行使するにはまずは海外FA権を得なければなりません。

海外FA権は「ください」と言ってすぐに貰えるものではありません。

海外FA権を取得する条件は

1軍登録日数が9シーズン(※年間145日を超えている場合に1シーズンとカウント)

です。
ちなみに国内FA権取得の条件は1軍登録日数が8シーズンです。
※大学生・社会人からプロ入りした選手は7シーズン

この「海外FA権を行使する」という方法だと最短でも9年かかってしまいます。

しかも佐々木投手の場合は1年目2年目と1軍登録日数が145日に達していません。

ですので3年目から毎年順調に年間145日を超え続けたとしても佐々木投手が海外FA権を取得できるのは29歳を迎える2030年ということになってしまいます。

自由契約になる

次に「自由契約になる」という方法です。

自由契約になるは2つのパターンに分けることができます。

  1. 在籍しているNPB球団に自ら頼んで自由契約の公示をしてもらう
  2. NPB球団に契約を更新されずに自由契約公示される(戦力外)

まず1のパターンですが若手の主力選手を球団が自由契約にするということはほぼあり得ないでしょう。

その理由は自由契約にしてメジャーへ移籍された場合、この後説明するポスティングシステムと違い球団にお金が全く入らずメリットがないからです。

では2のパターンですがメジャー球団が興味を持っているほどの選手が戦力外になるとは考えられません。ましてや佐々木投手であればなおさらです。

分かったぞ、ワザとダメダメな成績を残して戦力外になればいいんだ!

それは選手として(人としても)最低だからやめなさい・・・

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ポスティングシステムを利用する

最後に「ポスティングシステムを利用する」方法です。

現在の主流となっているメジャー移籍方法だね。

ポスティングシステムは海外FA権のように年数縛りがなく所属球団がポスティングを了承すればすぐにでも移籍が可能です。

そして送り出した球団側にも移籍先のメジャー球団からお金が入ってくるのでメリットがあります。

つまり佐々木投手が所属するロッテ球団がどう考えているかが最も重要なポイントとなります。

NPB12球団の中にはポスティング移籍に否定的な球団も存在します。

特に有名なのが福岡ソフトバンクホークスで2021年時点でホークスからポスティング移籍した選手は0名です。

加えて読売ジャイアンツもポスティングに寛容ではないと言われていましたがこちらの場合は2019年に山口俊投手のポスティングを認めた実績があります。

では千葉ロッテマリーンズはどうなのでしょうか?

ロッテの河合克美オーナー代行兼球団社長はかつてポスティングシステムに対して下記の様な発言をしたことがあります。

「選手達が高い希望を持って頑張るのが一番でチームはそれについて応援する」
「希望を実現させる為にもそれに見合う努力と結果を残すことが必要である」
「ロッテはメジャーで活躍する選手を次々に輩出し、そのような選手を育てるのが理想」

ロッテはポスティングに対しある程度好意的であるとみて間違いないでしょう。

佐々木投手がエースとして大車輪の活躍を見せ、チームをリーグ優勝ないし日本一に導けばロッテが早期にポスティングを認める可能性も十分あるということです。

ただしここで一つ別の大きな問題があることをお伝えしなければなりません。

MLB(メジャーリーグ)には

25歳未満、およびMLBが認定するNPBを含めた外国のプロ野球リーグに在籍して6年未満の選手は「国際FA(フリーエージェント)」の対象とならない

というルールが存在します。

国際FAの対象とならない場合は以下のようなデメリットがあります。

  • 年俸が低く抑えられてしまう
  • 自動的にマイナー契約からのスタートとなる
  • FA権取得まで球団が6年間の保有権を持つことに対して無条件での受け入れ

このようなデメリットがあるため今のところ佐々木投手のあまりにも早急なメジャー挑戦は予想されていません。

佐々木投手が国際FA選手扱いとなるのは2026年です。

プロ生活7年目でこの年の誕生日(11月3日)で25歳を迎えます。

ですので現実的な最短のメジャー移籍はその翌年の2027年になると予想されています。

2027年(年齢25歳)が現実的な最短予想

ちなみに大谷翔平選手の場合は日本ハムファイターズを日本一に導くという結果を出した年のオフシーズンに国際FAの対象とならないデメリットを受け入れ、当時23歳5カ月という若さで海を渡りました。

大谷選手のメジャー移籍
ポスティングを利用しての移籍だったが「25歳以上およびNPBで6年以上の在籍」の条件を満たさなかった為、マイナー契約となり年俸は6000万円という安さでした(前年の日本ハムでの年俸は2億7500万円)。

佐々木投手も大谷選手の様に強いメジャー希望があればひょっとすると2027年より前に移籍が実現するかもしれません。

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佐々木朗希に対するアメリカの評価は?

高校時代から163km/hを計測したこともある佐々木投手の名はプロ入り前からアメリカにも轟いていました。

その佐々木投手が2022年4月10日に伝説の完全試合を達成し、それまでとは比較にならないほどアメリカでの注目度も上がりしました。

それほど佐々木投手のパフォーマンスは衝撃的だったということになります。

ご存知の方も多いと思いますが佐々木投手は4月10日の試合において完全試合だけでなく様々な記録を打ち立てました。

  • 20歳5か月での完全試合達成は史上最年少記録
  • 通算14試合目での完全試合達成は史上最速
  • プロ野球新記録となる13者連続奪三振
  • プロ野球記録最多タイとなる1試合19奪三振

さらに佐々木投手は完全試合を達成した次の登板で8回パーフェクト投球を披露しました。残念ながら2回連続での完全試合達成は出来ませんでしたが再びアメリカでも話題となりました。

アメリカの大手メディアの記者達はこぞって佐々木投手のパフォーマンスに驚愕し称賛を惜しみません。

中でも『投手としての能力は大谷より上』という評価が多く、ある球団のGMに至っては『今の時点で、世界のベスト5には入るんじゃないか』と真剣に話しているそうです。

高校時代から佐々木投手を知るロサンゼルス・タイムスのディラン・ヘルナンデス記者は以下の様に彼を評価しています。

「持っているものだけなら、メッツのジェイコブ・デグロム(2018、19年のサイ・ヤング賞投手)みたいな感じ。大谷は少し制球がアバウトだけど、佐々木は制球力もすごい。日本のプロ野球の世界で、高校のドラフト候補の選手が、地元の県大会2、3回戦でやっているような雰囲気でプレーしている。体力的に日本の選手が誰もついていけていない。早くこっちでやってほしい」

引用元:NumberWeb

もうすでにアメリカの野球関係者からも破格の評価と期待をされていますね。

そうなると日本にいる時間が勿体ないので早くアメリカで活躍している姿が見たいという思いが膨らみますね。

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まとめ

この記事では佐々木投手がメジャーに最短で移籍するとしたらいつ頃かについて紹介してきました。

現時点で多く予想されているのがポスティングシステムを利用した2027年頃(年齢でいえば25歳)の移籍です。

もしかすると大谷選手の様にもっと早い段階でのメジャー挑戦もあるかもしれません。

確かなことは佐々木選手にはメジャーを目指す気持ちがあること、そしてアメリカ本土では現段階でも高い評価を与え佐々木投手は大きな話題を呼んでいるということです。

いずれにしろ佐々木投手はいつかは間違いなくメジャーに挑戦しに行くでしょう。

日本人として一人の野球好きとして怪我無く順調にその時を迎えて欲しいと思います。

アメリカに行っちゃう前に一度は球場で見てみたいな~

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