新型コロナウイルスに感染した部員らに暴言を吐くなどして解任となった滝川第二高校野球部の西詰嘉明元監督の顔画像と経歴について紹介します。
合わせて暴言問題の経緯や発言の内容、新監督について、強豪校として知られる滝川第二高校野球部の歴史や成績なども紹介します。
この記事で分かること
- 暴言問題の経緯と発言内容
- 西詰嘉明元監督の顔画像と経歴
- 新監督について
- 滝川第二野球部の歴史や成績
それではさっそく本題に入っていきましょう。
滝川第二野球部監督の暴言問題
2022年9月9日、滝川第二高校野球部の西詰嘉明監督の解任が同校の公式ホームページで発表されました。
解任された理由は同年4~5月に新型コロナウイルスに感染した部員などへ暴言を吐いたり、複数の顧問教員らを生徒の前で叱るなどしたことです。
- コロナ感染の部員などへの暴言
- 顧問へのハラスメント
なお同校の本郷卓校長は今回の問題に対し、
とコメントを出しました。
部員への暴言の内容
西詰嘉明元監督が部員に対し放った暴言とはどのような内容だったのでしょうか。
監督は今年4~5月、新型コロナウイルスに感染した部員を指して「○○菌」と呼んだり、選手に「殺すぞ」と発言したりしたという。
引用元:神戸新聞NEXT
- コロナ感染した部員に「○○菌」と呼ぶ
- 部員に対し「殺すぞ」と発言
西詰前監督は部員を「○○菌」と呼んだことを否定したそうですが、同校が行った関係者への聞き取りなどから暴言やハラスメントがあったと認定したとのことです。
西詰嘉明元監督の顔画像と経歴
画像出典:神戸新聞NEXT
- 名前:西詰 嘉明(にしづめ よしあき)
- 年齢:53歳
- 生年月日:1969年11月7日
- 身長/体重:176cm/76kg
- 高校:滝川第二高等学校
- 大学:同志社大学
- 職業:日本の野球指導者、野球解説者
西詰元監督は滝川第二高校の卒業生で在学時代には野球部に所属し投手として活躍、1987年の同校初の甲子園出場に立ち会いました。
大学は同志社大学に進み、片岡篤史氏(元阪神など)、宮本慎也氏(元ヤクルト)らと共に明治神宮野球大会に出場して優勝を果たしています。
大学卒業後も東芝府中硬式野球部に入り、社会人選手として野球を続け都市対抗野球大会に出場しました。
選手引退後は東芝府中やセガサミーでコーチや監督を務め、2021年3月から母校である滝川第二高校野球部の監督に就任していました。
2021年3月~2022年9月
ちなみに西詰元監督は第11代目の滝川第二高校野球部の監督でした。
下記は滝川第二高校野球部の公式ページに掲載れている西詰元監督の言葉です。
高校3年間は人間形成のもっとも大切な時期でもあります。野球の技術はもちろんのこと,人としての成長も期待していただけるような指導者として精進する所存です。
生徒とともに私自身もしっかりと学び「技」と「心」を研ぎ甲子園出場、“全国制覇”という 高い目標をもち日々練習に取り組んでまいります。引用元:滝川第二高校野球部公式ページ
監督として意欲はかなりあったようですが、とても短い在任期間となってしまいました。
新監督について
西詰嘉明監督の解任が発表されたのは9月9日ですが、西詰監督解任に伴う新指導体制は9月1日からスタートしていたようです。
9月9日に監督代行に塚本泰成さん、部長に内藤生紀さんが就いたと合わせて発表がありました。
塚本監督代行については年齢が24歳ということが報道により分かっています。
当面の間はこの新指導体制で活動していくようで、同月11日に行われる関西学院との秋季兵庫県大会1回戦が新指導体制での初戦となります。
ちなみに新たに外部から監督を迎えることについては今後、検討するとのことです。
滝川第二野球部の歴史や成績
野球部の紹介に入る前にまずは滝川第二高校について紹介します。
滝川第二高校は兵庫県神戸市にある私立の男女共学校です。ちなみに偏差値は49~65です。
〒651-2276 兵庫県神戸市西区春日台6丁目23番
滝川第二といえばサッカーが強くて有名ですが野球部も強豪校です。
甲子園の出場回数は春夏合わせて7度あり、直近では2015年の夏の甲子園に出場しています。なお最高成績は1999年夏の甲子園でのでベスト8のようです。
またプロ野球選手も多く輩出しています。滝川第二野球部出身のプロ野球選手(引退含む)は下記の通りです。
- 大村慎次
- 佐野貴英
- 益田大介
- マック鈴木(中退)
- 奈良将史
- 福沢卓宏
- 中村公治
- 高松渡
- 稲垣将幸