2023年4月5日に史上最年少で200セーブを達成した東北楽天ゴールデンイーグルスの守護神、松井裕樹投手の家族について取り上げます。
大手アパレル会社に勤め三木谷浩史オーナーとも面識のある父、学生時代陸上部に所属し松井投手と一緒にランニングトレーニングをしていた母、兄と同じ道を辿り社会人まで野球を続けた弟について詳しく紹介します。
そのほか松井投手のプロフィールや野球歴も合わせて紹介します。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
⇒松井裕樹の結婚した嫁・石橋杏奈と子供(娘と息子)について!
- 松井裕樹の両親と弟の顏や名前など
- 松井裕樹の母は父より14歳若い
- 松井裕樹の父は三木谷オーナーと面識があった
- 松井裕樹の弟も野球選手で社会人まで続けた
松井裕樹の実家と家族構成
松井裕樹投手は神奈川県横浜市青葉区で生まれ育ちました。
同区は横浜市の18行政区の一つで緩やかな丘陵地帯が多いことから「丘の横浜」と呼ばれることもあります。
渋谷まで電車で30分圏内という交通アクセスの良さで東京都市圏の住宅地(ベッドタウン)として開発されています。
実は松井投手は高校1年生の春に家族が千葉県内に転居しており現在の実家は千葉県にあります。
転居した先の自宅から高校の桐光学園までは2時間かかってしまう為、松井投手は高校時代は川崎市内の学校寮に入っていました。
ここからは松井投手の家族について紹介していきます。
まずは家族構成ですが父の良友さん、母の真琴さん、弟の和輝さん、そして裕樹投手の4人家族です。
母親・・・真琴さん
★長男・・・裕樹投手
次男(弟)・・・和輝さん
父・良友さんはアパレル勤務で三木谷オーナーと面識あり
松井投手の父親の良友さんは1957年頃の生まれのようです。
良友さんの職業ですがアパレル関係のお仕事をされているそうです。
実は良友さんと東北楽天ゴールデンイーグルスのオーナーである三木谷浩史さんは松井投手が楽天に入団する前から面識があったそうです。
2004年に三木谷さんはベストドレッサー賞を受賞しているのですが、その授賞式の席で良知さんと三木谷さんが会話を交わしたそうです。
ある大手アパレル勤務の男性から「私の小学3年の息子も野球をやっているんですよ。どうぞよろしくお願いします」とあいさつされ、「ぜひ、将来はイーグルスに入ってください!」と返していた。
このアパレル勤務の男性こそ、現在楽天で守護神を務める松井裕樹投手(24)の父、良友さん(62)だった。引用元:zakzak
松井投手は当時9歳で野球を始めたばかりの頃だったそうで良友さんは後に「まさか現実になるなんてね。裕樹がイーグルスにお世話になっているのは運命なのかと思います」と語っています。
母・真琴さんは良友さんの14歳年下でバイト先で知り合う
松井投手の母親の真琴さんは夫の良友さんより14歳若いそうです。
こちらはドラフト会議の時の両親と松井投手の写真です。

画像出典:朝日新聞デジタル
真琴さんと良友さんの馴れ初めですが、良友さんが働いている職場で真琴さんがアルバイトをしていた時に知り合い職場結婚されたそうです。
結婚後は専業主婦になり2人の息子を育て上げました。
真琴さんは千葉県の出身で学生時代は陸上部に所属していたそうです。
それもあってか真琴さんは松井投手の朝のランニングに毎日付き合っていたそうです。
また松井投手が小学生時代所属していた「元石川サンダーボルト」では真琴さんの提案によりチーム内にアイシングが導入されたそうです。
松井投手が大きな怪我がなくプロに行くまでに大成できたのは自身もスポーツをしていた真琴さんのサポートが大きかったかもしれません。
弟・和輝さんも野球選手で社会人までプレーを続けた
松井投手には2歳下の弟、和輝さんがいます。

画像出典:日刊スポーツ
和輝さんも兄と同じように野球をしており少年時代は兄も所属した「元石川サンダーボルト」や「青葉緑東シニア」でプレーしました。
高校は神奈川県から千葉県に引っ越していたこともあり千葉の名門、習志野高校に進学しました。
高校卒業後は明治学院大学へと進み、その後は社会人野球のハナマウイ硬式野球部でプレーを続けました。

画像出典:スポニチ
ハナマウイでは都市対抗野球にも出場しましたが2022年シーズンをもってハナマウイ硬式野球部を辞め、競技者としての野球を引退されました。
2023年4月現在、和輝さんがどんなお仕事をされているかは分かりません。
ただ2022年11月29日に投稿された自身のインスタグラムには「これからはカテゴリー関係なく、野球界に貢献できるような活動をしていこうと思っております」と書かれていました。
松井裕樹のプロフィールと野球歴
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ニックネーム:まっちゃん
年齢:27歳
生年月日:1995年10月30日
出身:神奈川県横浜市青葉区
身長/体重:174cm/74kg
高校:桐光学園高校
ポジション:投手
投打:左投左打
プロ入り:2013年(ドラフト1位)
背番号:1
所属チーム:東北楽天ゴールデンイーグルス
松井裕樹投手は山内小学校2年生の時に「元石川サンダーボルト」で野球を始めました。
始めたての頃は左利きにも関わらずセカンドとサードを守っていましたが、3年生の終わりから投手をするようになります。
小学校6年生の時にベイスターズジュニアに選ばれ、NPB12球団ジュニアトーナメントに出場した経験もあります。
山内中学校時代は「青葉緑東シニア」に所属し、3年生の時にはエースとして全国大会優勝を果たしました。
高校は地元神奈川の強豪、桐光学園に野球のスポーツ推薦で進学します。1年生の夏から背番号10を付けダブルエースの一角として出場し、横浜高校との神奈川大会決勝では4回無失点と好投しましたがチームは延長10回の末に1対2で敗れました。
2年生の夏の神奈川大会ではエースとして優勝に貢献しチームを5年ぶりの甲子園出場に導きました。
出場した本大会では初戦の今治西高校との試合で大会史上最多の10連続奪三振と1試合22奪三振を記録しました。
この大会でチームは準々決勝まで進みましたが光星学院高校に敗れました。
この試合も松井選手は投げていましたが両チーム無失点で迎えた終盤の8回に3点を失ってしまいました。
大会の通算成績は36イニングを投げ防御率2.25、65奪三振でした。
3年間通して甲子園に出場できたのはこの2年生時の夏だけでした。
2013年10月24日に行われたドラフト会議において東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークス、横浜DeNAベイスターズ、北海道日本ハムファイターズの5球団から1位指名を受け、抽選の結果交渉権を獲得した楽天に契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円という条件で入団しました。
指名順位:ドラフト1位(楽天)※5球団競合
契約金:1億円+出来高分5000万円
年俸:1500万円
プロ1年目となる2014年は先発投手として起用され4勝8敗、防御率3.80という成績でした。
2年目の2015年からはチームのクローザーを任されいきなり30セーブを超える33セーブ(3勝2敗、防御率0.87)を記録します。
続く2016年、2017年も30セーブを超え3年連続シーズン30セーブを達成しました。
2019年は38セーブを上げセーブ王のタイトルを初めて獲得します。
2020年は先発に再転向しますが目立った活躍が出来ず2021年からクローザーに戻ります。
2022年は32セーブで2度目のセーブ王のタイトルを獲得するとともにパ・リーグ史上初となる5回目のシーズン30セーブを達成。
2023年4月5日に行われた埼玉西武ライオンズ戦(楽天モバイルパーク)で史上9人目となる通算200セーブを達成します。
松井投手が記録した27歳5か月での200セーブ達成は山﨑康晃投手(横浜DeNAベイスターズ)が記録した29歳10か月を抜いて史上最年少となりました。
プロでの主な獲得タイトルと受賞歴です。