2022年シーズンの巨人(読売ジャイアンツ)は4位という成績に終わり、5年ぶりのBクラスとなりクライマックスシリーズ(CS)進出を逃しました。
今シーズンの巨人の投手陣の成績は不甲斐ないものだった為、原辰徳監督の桑田真澄投手チーフコーチに対する当たりがきつくなっているといいます。
まるで責任を押し付けられたような桑田コーチは息子のMattさんが心配するほど精神が追い詰められているそうです。
そこでこの記事では
- 原監督が桑田コーチに低迷の責任を押し付け?
- 息子・Mattが心配するほど桑田コーチの精神が疲弊している?
- 原監督と桑田投手チーフコーチの去就について
についてまとめてみました。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
原監督が桑田コーチに低迷の責任を押し付け?
巨人は68勝72敗3分けの借金4、勝率・486で2022年シーズンが終了しました。これで16年ぶりとなる2年連続の負け越しが決定となりました。
桑田コーチは2021年シーズンから原巨人のコーチングスタッフに就任しています。
2021年シーズンは一軍投手チーフコーチ補佐を務めており、2022年シーズンは投手チーフコーチに昇格していました。
- 2021年シーズン:一軍投手チーフコーチ補佐
- 2022年シーズン:投手チーフコーチ
原監督はヤクルトが連覇を決めた際、ヤクルトに向けて以下の様にコメントしました。
このコメントは裏を返せば巨人軍は「攻撃的な」投手陣が構築できなかったという風にも捉えられ、桑田コーチに対する当てつけとも言われています。
最近は特に原監督から桑田コーチに対する当たりがきつくなっているという情報もあります。
今シーズンの巨人投手陣の成績を振り返ってみると、防御率3.72で四球は409とリーグワーストでした。
確かに褒められた数字ではありませんね。しかし巨人の絶対的エースだった菅野智之投手も年齢的な衰えもあり、ここ2シーズンはエースらしい成績は残せていません。
ですので投手陣の不調を桑田コーチの責任だけに押し付けるのは間違いだと感じます。当然、一番の責任は原監督にあることを忘れてはいけません。
一方、桑田コーチも桑田コーチで原監督には相当うっぷんが溜まっているようです。
「シーズン中盤から先発を早い回に降ろし、リリーフ陣をつぎ込むことが多くなり、“マシンガン継投”と揶揄されるようになりました。でも実はこの頃には継投のタイミングや人選の判断を、主に監督がするようになっていた。そのため、継投に失敗して負けると桑田コーチが『タイミングを決めているのは監督ですから』『もっと投げさせてあげたかった』と愚痴るのがお決まりになっていた」
引用元:文春オンライン
また7月に巨人が3試合連続で満塁ホームランを打たれた際に原監督が「私とコーチ陣の指導が悪いということ」と語ったことに対し、桑田コーチは『俺のせいにすんのかよ!』と試合後に荒れていたと言われています。
7月、3試合連続で満塁弾を被弾し、原監督は「私とコーチ陣の指導が悪いということ」と語ったが……。
「試合後には桑田コーチが『俺のせいにすんのかよ!』と荒れていた」(球団関係者)引用元:文春オンライン
息子・Mattが心配するほど桑田コーチの精神状態がヤバい!
原監督は当初、投手起用を桑田コーチに一任していたそうです。しかし一たび継投に失敗すると『コーチの使い方が悪い』と発言。
桑田コーチは『どうすりゃいいんだよ……』と頭を抱える日々が続き、顔色も悪くなり、覇気も無くなっていったといいます。
「当初、原監督は『好きなようにやりなさい』と桑田コーチに起用を一任していた。しかし一たび継投に失敗すると『コーチの使い方が悪い』と言う。桑田コーチも『どうすりゃいいんだよ……』と頭を抱え、最近は顔色も悪く、覇気も無くなった」
引用元:文春オンライン
それだけではなく、巨人は8月2日からの3週間、OBの髙橋尚成さんを臨時コーチとして主に2、3軍の投手陣を指導させました。
これはアメリカに住んでいる髙橋さんが東京ドームで解説する『レジェンズシート』の仕事で帰国していた際、原監督が監督室に呼んで依頼して決まったことだといいます。
キャンプ中ではなくシーズン途中でのこのような起用は異例とのことで、桑田コーチへの不満の表れと言われています。
この時期から桑田コーチは家族にも悩みを吐露し始めたそうで、息子のMattさんは『このままだと、パパが壊れちゃう』と、芸能関係者に相談しているといいます。
原監督と桑田コーチの去就について
気になる原監督と桑田コーチの去就ですが、原監督は続投が濃厚と言われています。
その理由は原監督が昨年オフに3年契約を結んでいることと、山口寿一オーナーの原監督への信頼が厚いことのようです。
巨人史上、同一監督で2年連続シーズン負け越しは原監督が初めてです。普通なら辞任でもおかしくない成績です。しかし、山口オーナーが原監督を評価しているので、退任はないでしょう。昨年オフに3年契約を結んでいますし、今のフロントの体制が続く限り、少なくとも原監督はあと2年指揮を執るのが既定路線です。
引用元:NEWSポストセブン
次に桑田コーチですが桑田コーチは元々原監督が山口オーナーに直談判して招集した人物でした。
それを2年でクビにするのはどうなのかという意見が球団内に出ているそうで、2軍などに配置転換させて続けさせる可能性もあるといいます。
もし週刊誌が報道するように桑田コーチが精神的に追い詰められている状態であれば自ら辞職を申し入れることも考えられます。