ドラゴンボールの第21作目の映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の評判がかなり良いみたいです。私も見ましたが大満足の内容でした。
今作では3DCGを採用していたり、悟空やベジータを脇に配置するなど中々に挑戦的な作品だったと思います。
挑戦しているといえば今作の中で悟飯とピッコロの新形態を登場させました。
その名も「孫悟飯ビースト」と「オレンジピッコロ」です。
さらに新種のセルである「セルマックス」も登場しました。
この記事では今挙げた3キャラの強さや特徴などについて解説していきたいと思います。
この記事では分かること
- 「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のあらすじ
- 「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のキャスト
- 孫悟飯ビーストの強さや特徴
- オレンジピッコロの強さや特徴
- セルマックスの強さや特徴
映画のネタバレを含む内容となっていますのでまだご覧になっていない方でネタバレを知りたくないという方はここで離脱することをお勧めします。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のあらすじ
下記が「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のあらすじです。
孫悟空によって壊滅させられた悪の組織「レッドリボン軍」が復活し、人造人間のガンマ1号とガンマ2号を誕生させ、リベンジの機会をうかがっていた。レッドリボン軍の基地に侵入したピッコロは、そこで最凶兵器の存在を知る。一方、娘のパンを誘拐された孫悟飯も、基地へとおびき出される。
引用元:シネマトゥデイ
ネタバレとなってしまいますが最凶兵器というのがセルマックスになります。
悟空とベジータはビルス星でブロリーと共に修行をしており、今回の新生レッドリボン軍との戦いには参戦しません。
ですので今作では悟空とベジータ抜きでの戦力で地球の危機に立ち向かうこととなります。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のキャスト
ここでは「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のキャストを紹介したいと思います。
新キャラクター
今作のメインどころで重要な役目を果たすのがDr.ヘドが生み出した人造人間のガンマ1号とガンマ2号です。
ガンマ1号を神谷浩史さんが演じ、ガンマ2号を宮野真守さんが演じます。
そのガンマ1号と2号を生み出したレッドリボン軍に雇われた天才科学者Dr.ヘドを入野自由さんが演じます。
旧レッドリボン軍の総帥レッドの息子であり現レッドリボン軍のトップで表向きの顔はレッド製薬の社長であるマゼンタをボルケーノ太田さん。
マゼンタの側近で運転手も務めるカーマインを竹内良太さんが演じます。
さらに新キャラと言っていいのか微妙ですがセルマックスをいつものセルと変わらず若本規夫さんが演じています。
新キャラの目玉であるガンマ1号と2号を神谷さんと宮野さんが担当するのはとても豪華だと思います。
二人とも人気だけでなくしっかりと実力もありドラゴンボールに新しい風を吹かせてくれています。
ガンマ2号・・・宮野真守
Dr.ヘド・・・入野自由
マゼンタ・・・ボルケーノ太田
カーマイン・・・竹内良太
セルマックス・・・若本規夫
既存キャラクター
今作でメインとなるキャラクターはピッコロ、悟飯そしてパンの3人なのですが声優はこれまでと変わらず古川登志夫さん、野沢雅子さん、皆口裕子さんが担当しています。
お三方とも年齢を感じさせないぐらい素晴らしかったのですが、中でも3歳のパンを今でもあれだけ違和感なく演じられる皆口さんには本当に驚きました。
『#ドラゴンボール超スーパーヒーロー』舞台挨拶《ほか写真あり》
✨野沢雅子、原作者・鳥山明との鑑賞で「おもしろかったですね、野沢さん」
✨キャスト陣による台本生読みも披露▶ https://t.co/BoLN1iQ11u#ドラゴンボール #dragonball #映画#野沢雅子 #古川登志夫 #皆口裕子@DB_super2015 pic.twitter.com/hzOEskYSV3
— CINEMA Life! シネマライフ (@cinemalife_web) July 9, 2022
ピッコロ、悟飯、パンの3人以外にもこれまでにドラゴンボールシリーズに登場したキャラクターが何人も出ます。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」に登場する既存のキャラクターを声優と共に紹介します。
ピッコロ・・・古川登志夫
パン、ビーデル・・・皆口裕子
ベジータ・・・堀川りょう
ブルマ・・・久川綾
トランクス・・・草尾毅
クリリン、ヤジロベー・・・田中真弓
人造人間18号・・・伊藤美紀
ビルス・・・山寺宏一
ウイス・・・森田成一
デンデ・・・平野綾
カリン・・・魚建
魔人ブウ・・・塩屋浩三
ブロリー・・・島田敏
チライ・・・水樹奈々
レモ・・・杉田智和
悟空、ベジータ、ビルス、ウイス、ブロリー、チライ、レモはビルス星のみでの登場となります。
個人的にはビルス星でのビルス様とチライの絡みが面白いので注目してほしいです。
オレンジピッコロとは
オレンジピッコロとはピッコロがガンマ1号や2号の強さに対抗するために神龍に頼んで手に入れた新形態です。
元々はデンデにかつて悟飯やクリリンがナメック星の最長老に潜在能力を開放してもらった時のように自分にもしてくれと頼みます。
しかしデンデに潜在能力開放はある程度の年齢にならないと出来ないと告げられたので神龍の力で潜在能力を開放してもらうことにしました。
神龍はピッコロの望みを叶える時に元神様ということで“おまけ”をします。
このおまけによるさらなる潜在能力開放はピッコロ自身がガンマ2号にやられそうになるまで発動しませんでした。
神龍に願いをかなえてもらった直後のピッコロは緑色の体が黄緑色に変わって小じわがなくなる程度でそれほどの変化はありませんでした。
おまけ発動によるさらなる潜在能力開放では体の色がオレンジ色に変わるだけでなく体も大きさも一回りデカくなり顔もゴツくなるなど変身形態と呼んでいいほどの変わりようでした。
またこの形態のピッコロになると胴着の背中部分に〇の中にアジッサの木が入ったような形の紋章が浮かび上がる特徴があります。
オレンジピッコロというのは劇中で悟飯に名前を付けるように促されピッコロ本人が付けていました。
オレンジピッコロの強さ
オレンジピッコロの強さですが苦戦していたガンマ2号を圧倒しています。
ですのでガンマ2号はもちろん若干2号よりも強いと見られるガンマ1号よりも強いことが推測されます。
そもそもガンマ1号と2号がどれほどの強さかというと劇中でのピッコロの発言を鵜呑みにすれば悟空やベジータ並みの強さということになります。
ただし悟空やベジータと言っても色々な形態があります。ネットではスーパーサイヤ人ブルー状態の悟空やベジータと同じぐらいであろうとの意見が多く見られました。
ですのでスーパーサイヤ人ブルーよりもオレンジピッコロは強いと言えます。
次にセルマックスとの比較ですがオレンジピッコロはボコられるのでセルマックスよりは弱いです。
そのセルマックスの上をいく孫悟飯ビーストよりはもちろん弱いということになります。
ただしアルティメット悟飯対ガンマ1号、オレンジピッコロ対ガンマ2号の戦いを見る限りではオレンジピッコロはアルティメット悟飯より強いというのは間違いなさそうです。
セルマックスとは
セルマックスとはDr.ヘドが祖父であるDr.ゲロが作成したセルのデータを元に誕生させた新しいセルです。
劇中では未完成状態のまま悟飯やピッコロ達と戦うことになります。
肉体部分はほぼ完成しているが脳のコントロールプログラムが未完の為、知能が無く誰の命令もきかない暴走モンスターです。
見た目の特徴はセル第二形態を赤色にした感じですが羽があったり胴体や腰回りのデザインなど完全体と似た部分もあります。体の大きさは大猿並みの巨体を誇ります。
また尻尾の先がこれまでのセルにない鉄球の様な形状になっています。
セルマックスの強さ
オレンジピッコロをボコって白目を向かせているのでオレンジピッコロよりだいぶ強いと思います。
しかし孫悟飯ビーストには歯が立たなかったので孫悟飯ビーストよりはかなり弱いと言えます。
もしセルマックスがちゃんと完成していた場合でも肉体的にはすでにほぼ出来上がっていた状態だったらしいのでそれほど力の関係は変わらないと思います。
それから悟飯が劇中最後の方でセルマックスについてお父さん(悟空)やベジータさんがいても危なかった的な発言をしていましたのでスーパーサイヤ人ブルーの悟空とベジータが二人でがかりで戦っても勝てないぐらいの強さはありそうです。
孫悟飯ビーストとは
今作で初登場した孫悟飯の新形態。作中では名称が明かされませんでしたが公開後に公式twitterの投稿により孫悟飯ビーストと判明しました。
セルマックスに師匠であるピッコロが瀕死の状態にされた時に悟飯が覚醒し孫悟飯ビーストになりました。
見た目は悟飯がかつてセルとの戦いで見せた超サイヤ人2の思わせる髪型にシルバーグレーの髪色と赤い瞳が特徴的です。
悟飯が自分の意思でビーストになれるのか分かりませんが劇中では戻るのは自分の意思で出来たような感じでした。
孫悟飯ビーストの強さ
孫悟飯ビーストの強さですがセルマックスよりもかなり強いと思います。
劇中ではセルマックスとの戦闘シーンはほんの少ししかなかったので実力のほどは測りかねますがまだまだ底を見せていない感じでした。
悟空やベジータとの比較ですがスーパーサイヤ人ブルーよりは確実に強いでしょうが身勝手の極意や我儘の極意より強いかは現時点では何とも言えないと思います。
我儘の極意に関してはまだ漫画でしか出ておらず映像化もされていませんので比べることは時期尚早かと思います。
身勝手の極意に関しては議論の余地はあるかと思います。というのも時系列的に「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は力の大会以後の話です。
力の大会において悟飯は自分の目で悟空が身勝手の極意で戦っている姿を見ています。
ですので悟飯が発言から身勝手の極意の悟空でもセルマックス相手だと厳しかったと捉えることも可能です(悟飯の分析能力が正しかった場合ですが)。
ですが私はどうしても身勝手の極意がセルマックスより劣っているとは思えません。
身勝手の極意でセルマックスにどれだけダメージを与えられるのかは予想がつきませんが、セルマックスの攻撃を食らっている姿は全く想像ができません。
まあこの辺の力関係については今後、悟空と悟飯が一緒に戦ったり、まさかとは思いますが2人が戦う展開があった時にある程度判明すると思います。
まとめ
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」では孫悟飯ビースト、オレンジピッコロ、セルマックスという大注目の3体の新キャラ及び新形態が登場しました。
孫悟飯ビーストの強さに関してはまだまだヴェールに包まれている感じですがオレンジピッコロと共にこの先もきっと活躍する場面が来るはずです。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は悟飯とピッコロを悟空やベジータと同じレベルにまで引き上げる為の映画とも言われており4人が一緒に戦う所も期待したいです。
セルマックスについては今後出てくることは無いと思いますが、最後にDr.ヘドが仲間になりそうな流れだったのでいつかDr.ヘドに味方側の完全体セルを作ってほしいなと思います。